第54話 1集

001 少女時代
テヨン「初めてのアルバムで一曲目が『少女時代』…(呆)」
ヒョヨン「アーティストが『少女時代』なら、アルバムのタイトルも『少女時代』、ほんで活動曲が『少女時代』。
  あまりにも語彙が貧困やと思われないかな?」
ジェシカ「出来てしもうたもんは仕方ない。開き直って”少女時代の少女時代による少女時代のためのアルバム”て宣伝すればええんや」
ティパニ「んだんだ。リンカーンみたいでかっこええべ」 ←まだ韓国語に不慣れな頃
ソニ「そんじゃなにかな? 将来スピルバーグがウチらを題材に映画撮って、それがアカデミー賞とったりなんかして(わくわく)」
ユナ「あるある。ありえるでぇ(うきうき)」
ナレーション「もちろんそんなことはなかった。その代わり東海の向こうで、ひとりの変態がブログネタとして少女時代をいじることになるのであった」


002 Ooh La-La!
テヨン「結局、あのクローケーの衣装、『Ooh La-La!』のスペシャルステージ用に使用されることになったようやで」
ティパニ「ちょっと待て。そんじゃなにか? 『Ooh La-La!』用のダンスもあるってか?」
ユナ「それはそうやろうな」
ティパニ「ぴゃー、勘弁してくれ。まだ活動曲の振り付けも覚えてへんのに」
ヒョヨン「覚えたらちゃんと踊れるような口ぶりやけど、今までかて、まともに踊ったことないやないか(苦笑)」


 Ooh La-La!


003 Baby Baby
ソニ「将来的にはこの『Baby Baby』にも振りがつきそうやな」
ユリ「後続曲になったりしてな(笑)」
ティパニ「わぁ、やめてくれー。そんなに覚えきれねーよ(とほほ)」
スヨン「覚えなきゃ、この世界で生きて行けへんで(冷笑)」
ティパニ「大体歌手なんかまっすぐ立って歌ってればええんや。そこに無理矢理ダンスを組み合わせようとするこの極東の文化が理解出来へん」
スヨン「おいおい、自国の英雄マイケル・ジャクソンまで否定しだしたで」
ティパニ「歌いながら踊るのは世界的に禁止にしよう、て国連で決議せえへんかなぁ」
ソニ「アホや」


004 Complete
ティパニ「やっと踊らんですむ曲が出てきた(ほっ)」
ジェシカ「これは名曲やなぁ」
テヨン「うむ。ダンスグループと言う売り方やけど、この曲を聴いて世間は度肝を抜かすやろう」
ソニ「まさにアイドルの概念を越えた歌唱力」
ティパニ「アンサンブルの美しさ」
スヨン「よっしゃ、何度も練習して、コーラスに磨きをかけるんや」
ティパニ「Ahーーーーーーーっ!」
ユナ「わぁ、やかまし!」
ユリ「なにがアンサンブルの美しさや! 一人だけ声がバカでかいんじゃ!」
ジェシカ「なにやらしても、和をかき乱す奴やな(とほほ)」


005 Kissing You
スヨン「”Kissing You”…(どきどき)。なんだか心躍るタイトルやね」
ソヒョン「こんなユダヤ人の政府高官みたいなのが?」
ティパニ「それはキッシンジャー。いちいち解説がいるような微妙なボケかますなよ」
スヨン「”Kissing You”って、”キスせーや、自分”て意味なん?」
ティパニ「それなら””Kiss Me”やろ」
ヒョヨン「”自分”が”Me”になるんか? あれ、でもそれで合うとるような?」
スヨン「そんなら”Kissing You”はどう訳せばええの?」
ティパニ「時制から判断して”自分にキスするで”が一番近いかなぁ」
スヨン「ぴゃー、この国の乙女がよおゆわん言葉や」
ヒョヨン「そうやな。自分から行くのはなかなか抵抗あるな」
スヨン「そ、そんなら(どきんこ)、ファ…”F●cking You”やったら”自分に(ぴー)”」
ソニ「やめなさい!」


006 Merry-go-round
ティパニ「Wao! It's very cool! very hard funk music!」
ソニ「は?」
ユリ「なにゆうてんの?」
ティパニ「真夜中の遊園地で二人きりでメリーゴーラウンドに乗るなんて、ロマンチックやわぁ」
テヨン「はぁ? ウチらの歌は夕方から遊園地に行く歌詞や。夜中からなんか行きゃせんで」
ヒョヨン「『天国の階段』か?」
ユナ「夜中に乗る木馬は回転木馬やなく三角木馬と相場が決まってるで」
スヨン「やめなさい!」
ティパニ「♪ブンブンブン…」


 懐かしいT_T


テヨン「これかぁ(こけ)」
ソヒョン「せめてケミストリーにして欲しかったな。『ガンダムUC』の主題歌やし」
ユリ「未来の話は禁止やって」


007 그대를 부르면(Tears)
テヨン「♪自分を呼べば〜 自分を探したら〜」
ユナ「♪陽射しになって ウチのそばに 来てよ」
子犬「ワンワン(ふりふり)」
テヨン「おー、陽射しやなくて食材になって来たで」
ユナ「ありがたい。さっそくいただきま〜…」
がん!
クッキーマン「ケダモノか? スタッフの飼い犬を食うんじゃねぇ!」
ユナ「いててて(涙)」


008 Tinker Bell
    


クッキーマン「ああ、なんて清純で、少女らしい夢にあふれた曲なんや。まさに少女時代に相応しい曲や」
ジェシカ「ティンカーベルネバーランドに住んでいるらしいで」
ティパニ「マジか? ネバーランドってマイケルの家やろ?」
ソヒョン「そうそう。そこでマイケルは夜な夜な年端もいかない男の子を連れ込んでは腐ったことを…(げっへっへ)」
ユナ「ネバネバの汁を出しまくるからネバーランドやねんで(ぎょひょひょひょ)」
スヨン「ええっ? 『Tinker Bell』ってそんな歌なの?(がーん)」
クッキーマン「違います! お前もいちいち真に受けんなよ」


009 7989
    


ヒョヨン「これは可愛らしい歌やなぁ。テヨンがうらやましい」
スヨン「こんな素敵な歌を贈るくらいやから、カンタにいさん、絶対テヨンねえのこと好きやで」
テヨン「そーかなぁ(ぽりぽり)」
ソヒョン「絶対や。入隊してもずっとロッカーの扉におねえの写真貼ってたりして」
テヨン「(ぴゃー)なんか照れちゃうなぁ」
ナレーション「もちろんそんなことはなかった。
  軍隊の女日照りの前ではペチャパイの出番は一切なかったのである」
カンタ「ああ、ソニたん…うっ!」
ソニ「うっ、とかやめろよ!(下品な)」


010 Honey (소원)
ジェシカ「これってシングルの『Perfect For You(소원)』と同じ曲だよね?」
クッキーマン「そうやね」
ジェシカ「歌詞とかアレンジも変わらないん?」
クッキーマン「変わらへん。タイトルが変わるだけ」
ジェシカ「ほんなら録り直しもないんやね?」
クッキーマン「ないけど、なんで?」
ジェシカ「Zzzzzz…」
クッキーマン「寝るのかよっ!」


011 다시 만난 세계
作者「少女時代のデビュー曲ですね。
  記念すべき曲なので、みなさんも思いついたボケを書き込んでみましょう」


………

テヨン「読者に任せてサボってるんじゃねぇ!(ぱかーん)」
作者「きゃいんきゃいーん!」